避難所開設訓練が行われました

2018年9月2日(日)避難所開設訓練が行われました。
災害を想定し、地域の防災リーダーを中心に
避難所開設までの流れを実際にやってみるという訓練です。

【訓練です】

9時00分 地震が発生しました。

9時05分頃~続々と、避難所(生野小学校)に避難者が集まってきました。

避難所の鍵は地域の担当者(複数)が所持しています。
鍵を持った人が到着するまでは、避難所は開きません。
このまま鍵の到着を待つことになります。

鍵が到着し、正門が開きました。

1階 理科室が避難所本部になります。
まずは、理科室にあつまり避難所開設のための準備をします。

緊急時連絡用の無線機の確認をしています。

廊下で待機している一般の避難者に、状況説明と協力のお願いをしています。

黒板には、避難所になる各教室の割り振り表が掲示されました。

本部に到着している防災リーダーの氏名確認をしています。

避難所内に掲示する案内用紙の確認をしています。
これらの用紙は、避難所の物資として、日頃から準備保管されているものです。

正門前には受付が設置されました。
避難してきた方の氏名と住所を記入してもらいます。
受付の情報が、その後の避難物資の配給等でもとても重要になります。
避難所に入場の際はご協力をお願いします。

こちらは、裏門側講堂横の受付です。
11-12町会は避難時に裏門を利用するため、受付がこちらになります。

受付で登録を済ませた避難者は、避難所である各教室に向かいます。
災害時は停電にや地震の揺れの影響でエレベーターはすぐに利用できない可能性が高く、階段であがることになります。上り下りに不安のある方には、声をかけ助け合いをお願いします。

こちらでは、各教室に案内用紙掲示する作業が行われていました。

避難する教室は、各町会ごとに決まっています。

また、一部の教室やトイレは立入禁止になるため、
わかりやすいように入り口に掲示をしていきます。

災害により断水になった場合は、校舎内の水洗トイレは使用できなくなります。そのため、簡易トイレが設置されます。

こちらは女性専用エリアです。
この先は、女性以外は一切立ち入ることができません。
入り口にパイロンを立て、防犯と案内のために、警備担当者が交代で立つことになります。
また、女性専用の物資もこのエリア内で処理することになります。


そのための手順を、生野区の防災担当者と共に確認していました。

こちらは、1階北側の教室です。
主に、高齢者や障がい者、保護者を待つ子どもの避難場所になります。
「教室内に荷物が多いから、いざというときは荷物の撤去を協力してやらなくてはいけないね」という声が上がっていました。

避難所開設のための作業が終わり次第、本部に戻り情報共有のための本部会議が行われます。
今回は、大阪市危機管理室の防災アドバイザーの方にもアドバイスをいただきました。

情報班より「避難所開設の時間、避難者数、本部人数、近隣の家屋倒壊や火災の発生等」が報告されました。

情報をうけて、家屋倒壊や火災の現場には救助や初期消火のために、2名ずつ避難所より手伝いが派遣されました。この場合も、万が一に備え、必ず二人以上で行くことが確認されました。

大災害の場合は、消防の手がまわらないことが十分考えられるため、このように、地域のみなさんの協力が不可欠になります。

また、これらの情報は大きめの用紙に随時記入し本部前に掲示され、いつでも確認できるようになっています。

この会議では、実際にやってみて気づいた問題点や、改善点も多く共有されました。今後、定例の地域防災会議で改善に向けての話し合いや対応が行われます。

近年、日本全国で多くの災害が発生しています。
いざというときの備えと地域の方々の助け合いが、防災には不可欠です。
ご理解とご協力をよろしくおねがいします。

 

一人が「ええやん!」といっています。

この記事の投稿者

広報N

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