今回の昔を語ろう会は、♪ロバのおじさんチンカラリン♪の歌でお馴染み「ロバのパン屋さん」など生野地区に来ていた移動販売（昔は行商と言った）のお話です

※コーナー名の「昔を語ろうかい（会）」とは

生野地区（生野小学校校区）に実際に住んでいる方に集まって頂いて、昔のこの地域の様子を座談会形式でリアルに語ってもらう！という会のことで、それを記録する為、そのまま新コーナーとしました
みなさんの記憶をたどって、ゆる～い雰囲気でお話ししてもらう為、あいまいな場合・事実とは異なる場合があるかもしれないことをご了承ください
ちなみにですが、この会は地域の方なら誰でも参加することが出来ます

～今回の語り部～

進行→S/N/U
語り→Aさん73歳（45年）Bさん80歳（80年）

→→→Cさん74歳（50年）Dさん80歳（80年）

→→→Eさん61歳（61年）Fさん80歳（60年）
※（　）の数字は居住年数です

Eさん「ロバのパン屋さん、来てたなぁ」

Dさん「ロバのなんちゃらチンカラコン♪」←ロバのパン屋さんが来たことを知らせる音楽

Eさん「（来てたん）ほんまのロバやで。人形ちゃうで」

広報！！（衝撃を受けるインタビュア）

Dさん「そう。ほんまもん（本物）のロバやった、耳こんなんの」←手でロバの耳を表現

Dさん「ほんで、しまいには馬になってん！ロバが！」

Bさん「豆腐屋さんも売りに来てたで」

広報S「豆腐屋さんわかります。見たことはないですが（笑）」

Dさん「煮豆屋さんも来てたなぁ。金時豆」

Fさん「（何かは）知らんけど、自転車で来てたね」

Eさん「お豆腐売りに来てた。買いに行ってたよね、ボウル持って（笑）」

Aさん「豆腐～♪って言ってね（売りに来てた）」

Dさん「で、煮豆も売ってはった」

Eさん「それは知らん！（笑）はったい粉も売りに来てた。自転車で。」

広報S「はったい粉？！」

Eさん「きな粉みたいなもんやな」

Dさん「うん、そやそやそや」

Gさん「あぁ、はったい粉ね！」

Dさん「何やらはったい粉～♪って」

広報S「はったい粉だけ売りに来るんですか？」

Eさん「はったい粉～♪って売りに来てたよ」

広報N「他のものも一緒じゃなくて？」

Bさん「麦茶とはったい粉を売りに来てた」

Eさん「なんか、（水に）溶いて食べんねんなぁ？おやつに」

Cさん「お砂糖と混ぜて」

Dさん「なんか。。大麦を炒って」

Fさん「いや、お豆やと思う」

Dさん「いや、豆ちゃうで、麦やで」

Cさん「そう。麦」

Dさん「大麦を炒って、香ばしくして、それを練って・・・」

Eさん「おいしかった！」

Fさん「おいしかったね！原料知らんかったけど（笑）」

Dさん「練らな、どないかしたら、ぼーーーーっと（粉が）飛ぶねん」

Eさん「あの、あれも来てたわ！ぽーんっ！って言うやつ」

広報U「ポン菓子屋さんですか？」

Eさん「うんうん、ポン菓子」

Dさん「網のやつを回してな？で、時間きたら『鳴るでぇ！』って言ったら、みんな耳ふさいで（笑）」

Dさん「そしたら、ポーーン！って」

Fさん「そうそう」

Eさん「お米と砂糖を持っていくんよ」

Aさん「トウモロコシとか豆とかいろんなん持って行ってしてた」

Eさん「紙芝居も来た」

Bさん「紙芝居よく来てたな～」

一同　「うんうん」

：広報一口コメント：
豆腐屋さんやパン屋さんなどいくつか出てきますが、時間の都合上それぞれ深くは語ってないので、機会があればまた詳しくお話ししてほしい内容でした。
個人的には、小さい頃トラックで売りに来ていた『ロバのパン』（移動パン屋さん）が、その昔は本物のロバで、パンが入った荷台を引いて売りに来ていた話が衝撃でした
検索したら、全部詳しく出てきますが、地域ならでは、や、リアルな会話と感想が、毎回聞いてておもしろいです。